スポンサードリンク
お香で注意すべき点について
お香を使うにあたっての注意点と言えば、何が思い浮かびますか?
言うまでもないことですが、お香もお線香も使うときには火を使います。
「香を焚く」と一般に言いますが、必然的に煙が発生します。
この煙には、いわゆる香りの成分が含まれていて、心地の良い香りが生まれます。
ただ、「火を使う」「煙が漂う」ことから、安全面や健康面など注意すべきことはいっぱいあります。
香りを心から楽しむためにも、注意することを次にあげてみましょう。
お香で注意すべきは、まずは周りへの配慮から?
お香でまず注意すべきと思われる点についてご説明しましょう。
まず、お香には香りの種類がいっぱいあるので、あれこれと試したくもなりますよね。
焚くお香がお線香1本だと、香りの出方は、丁度よい程度かと思います。
なので、お部屋でお香など焚く時は1本で十分、その香りを楽しめるのでは?と思われます。
そんな中で、お香を使うときは周りの人への配慮・注意も欠かせません。
あまりにも、香りを主張させすぎると、周りの人たちの中には不快感を受ける場合があるからです。
お香でまず注意すべきは、周りへの配慮と言えるでしょう。
今「スメハラ」という言葉も時々耳にしますね・・・
- スメル(香り・匂い)
- ハラスメント(嫌がらせ、不快にさせる)
香水やコロンはもちろんのことですが、洗濯用洗剤にも香りが注目されて来たのが要因の一つと思います。
お香を焚く注意点として、自分の好みがすべての他人にも受け入れられるワケではないので、ほどほどの香りを楽しみたいものです。
お香の注意点は入れ物や置く場所にもあり?
お香は、焚いたり聞いたりするときの「入れ物」や「置く場所」にも注意が必要です。
たとえば、お線香は棒状(スティック)になっているものがほとんどですが、長さは一般的な15cm前後のものと、10cm足らずのミニサイズなどがあります。
また、今は渦巻きタイプや、コーン型(高さは約2〜3cm)のお香をよく見かけます。
これらは、先端部分に火をつけるタイプですので、香りを出す際の煙が出ますし、当然燃えカスも落ちます。
コーン型の場合は、円錐の先端に火を付けます。
基本的な注意点として、香炉や耐熱容器、耐熱皿、陶器や磁器のお皿に置いてください。
燃えカス及び灰を受けるためです。
そして、もう一つの注意点が置く場所です。
少なくとも15分以上は燃え続けるわけですから、長いお線香は倒れないように、しっかり灰などに差して安定させてくださいね。
言うまでもありませんが、お香の近くに燃えやすいものを置かないようにしてください。
そして、焚き終わったお香や燃えかすの灰はまだ熱いです。
数時間待って冷ますか、水を掛けてから処分して下さい。
スティックタイプや渦巻き型は、常に一定を保って燃焼します。
どうしても途中で止めたい時は、適当な部分にクリップを挟むか、ホチキスの針(1cmくらいの未使用部分の束のまま)を置くことで金属製の部分に触れるため消えます。
なお、小さなお子様には煙を吸うことで咳き込むこともありますし、香りに敏感で嫌がる場合もありますのでご注意。
さらに火を使う点についても注意が必要です。
お香にはリフレッシュしたい時やヒーリング効果がありますので、心置きなく香りが楽しめるよう、注意点はしっかりと守っていきましょうね。
スポンサードリンク
関連ページ
- 選び方
- お香には様々な選び方や注意点があります。お香の選び方は大きく分けて2つです。ここではお香の選び方についてご説明します。
- 使い方
- お香には様々な使い方や、それに対する注意点などがあります。ここではお香の使い方についてご説明します。
- 初心者
- お香の初心者の方は、どんなお香を選んでどのように使えば良いのかについて迷うことも多いでしょう。ここでは、初心者の方に向けて、お香の活用法や注意点などを書いていきます。
- お香と線香の違い
- お香とお線香の違いについてご存知ない方は結構多いと思います。ここでは、お香とお線香の違いについてご説明します。
- 聞く
- お香は聞くjものというと、驚く方がけっこういらっしゃいます。ここでは、お香を聞くという意味についてひも解いていきましょう。
- 作法
- お香の作法などという言葉を使うと、驚く方も多いと思います。ここでは、お香の作法についてご説明します。
- 火をつけない
- お香には火をつけないものがあるのをご存知でしょうか?ここでは、火をつけないお香についてご説明します。