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お香の収納について
お線香は、消費期限、賞味期限があるのでしょうか?
お香の収納場所に困っているんだけど、ドコにしまえば良いのかよくわからない。
めったに使わないお香は、どのくらい香りは残るものでしょうか?
お香の香りは、何年位持つものなのでしょう?
などなど・・・いろいろと収納についてお悩みの方は多いようです。
それでは、お香の保存・保管・収納方法についてまとめてみましょう。
お香を収納するにあたって
お香の香りは良い香りを漂わせて気持ちを落ち着かせてくれるものでもあります。
でも、ふと気づくと、お香には賞味期限が有るのか無いのか、疑問を抱きますね。
実は、お線香やお香の入っている収納箱をよく見てみると、賞味期限や消費期限さらに、製造年月日すら(更に言うと、香料の原材料・加工物等の材料も)明記されてないものがほとんどなのです。
お線香の保管・収納で、窓際などの直射日光や、高温多湿になる場所を避けることは、香り、質を保たせるのには最善です。
だからといって、冷蔵庫に保管するのは、絶対にダメな行為です。
練り香に関してのみ、湿気が大事になりますので、乾燥しすぎないようにビニール袋に入れるのも良いと思います。
お香の収納・保管方法について
お香は、買ってきたままの収納箱、贈られてきたままの収納箱の状態で保管するのがベストなことです。
逆に衣類等に香りをつけることになりますが、タンスや衣類ケースなどの収納ケースの隅にお香を置くことで、大切な衣類などをほのかな香りで更に良い状態で保管することができます。
ただし、このように、付近に置いておいたものに匂いが移り込む傾向もありますので、匂いが移ると困る物の近くには、絶対に置かないように注意してくださいね。
仏具店やデパートでの格のある日本古来の線香の場合は、丁寧に制作工程を守って製造してありますので、恐らく数十年くらいは、あまり香りの変化には影響がないと考えられています。
ただし、収納場所や保管状態によっては、当初の香りから、香りが出なくなったり、不快な匂いに変化してしまう場合もありますので、一概には言えません。
なお、最近のアロマ感覚のお香だと、化学合成香料や、揮発性が高い精油と混ぜて合成して製造されるため、香りはあまり持たないことから、早目に使い切ることをお勧めいたします。
匂いを移す、というお香の性質を借りて、名刺や手紙(レターセット)などの近くにお香を数個置いておけばほのかに香りが移り込むので、手渡すときや、相手に送る時など、何気ない心遣い、素敵な演出として、香りを楽しんでみてはいかがでしょうか。
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